恩人夫妻ハワイに来る。


以前23年半前にアメリカに来た時、観光ビザで入国したにも関わらず、ロスアンゼルスの旅行社で採用してもらったと、書いた。その時面接してくれた「恩人」が、夫妻でハワイに来た。店にも寄ってくれた。実は23年ぶりに東京で、半年前に再会していた。そしてその半年後、ハワイでの再会が実現した。思い出すと非常に恥ずかしいが、労働ビザもなければ、ソーシャルセキュリティーカードもなし、カリフォルニアの運転免許もなし、それで良く採用してくれたと、今思うと不思議である。そこら辺を今回時間があったので、夕食をしながら話を聞いた。彼もアメリカに来てビザを取得したが、非常に時間がかかり、苦労したそうである。自分もそういうシチュエーションだったので、採用してくれたとのこと。偶然と偶然が重なった。あの時採用されていなければ今頃、日本で暮らしていたかもしれぬ。正に一寸先は闇である。そうだとすると、アロハシャツの家業もしていなかった。そう考えると人間の縁は、不思議である。で彼は今日本で何をしているかというと、NHKとかテレビの同時通訳をしている。ちなみに小林克也さんと一緒で、独学で英語を学んだそうである。彼の昔の夢は、通訳になることだった。夢を実現している、数少ない先輩である。23年の時を超えて、酒を酌み交わす。いいもんだなぁ〜。

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