突然京都花見小路祇園甲部に出現


あららららららら。僕は突然、京都花見小路祇園甲部に現れた。その前にちょいと、時間を戻す。先週東京にやってきた。東京の僕の部屋は、普段使わない為、ガスがつかずお湯が出ないという不幸に見舞われた。翌朝京都に行かなくてらならぬが、お湯が出ない。お湯が出ないと、まだまだ寒い東京で、水のシャワーはちと厳しい。「うううー」とか「あーあー」とか、言葉にならぬうめき声を、一人ではいた。レヴェナント、 蘇えりし者をホノルル発の飛行機で見た為、まるでデュカプリオのように朝冷たい水を浴び、まるで映画がじゃねーかとため息をついた。そして京都に降り立った僕は、花見小路の祇園甲部に見ることが出来る。都をどり鑑賞の際、贔屓筋の旦那が、酔狂で全員アロハシャツで揃えた。左袖に刺繍を施した。半年間の構想で、特注である。我が物顔で、このあと皆さんを案内したのは云うまでもない。LAでユニバーサル・スタジオに、昔お客様をお連れした時が、急に脳裏をよぎる。そして夜は恒例のお座敷。酔狂で度々読んでいただける旦那には、いつも頭が下がるのである。京都文化を守る予定が何故か全員アロハシャツ。このアンバランスが何ともいいのである。

突然京都花見小路祇園甲部に出現 への2件のコメント

  1. さるお方 より:

    後ろ姿のアロハシャツ…
    愉快です(笑)

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