想い出がいっぱい


以前自分を出すことは、あまり好きではないと書いた。しかし今回は、登場せねばならぬ。昨日店の片付けを、大々的にやった。そこから出てきた、スーツケース。懐かしい。僕と共に、青春を過ごしたスーツケースである。キャスターが駄目になり、もう使うこともなくなったので、捨てることにした。いざ捨てるとなると、26歳の時に会社を辞め、1ヶ月アメリカを旅したことや、ニュージーランド、またこのスーツケースとラジカセ一つで、アメリカに移住してきたことなど、走馬灯のように想いめぐるのである。昨日捨てる際に、パートさんのハミーさんが、「そんな大切だったものなら写真に撮りましょう」と自分では想像していなかった、1枚が撮れた。アメリカ国旗のステッカー、誰と行ったか東京ディズニーランドのステッカー。旅の想い出が、いっぱい詰まっていた。その頃は重量制限なんてものもなく、煙草も吸い放題。今は小さくなった手荷物の小洒落たスーツケースと、このスーツケースから24年経って体重が減り、幾分小さくなった自分が、飛行機の座席にいる。日本を出た年の最後の夏は、「SAY YES」と、山下達郎の「さよなら夏の日」また洋楽のロビンフッドのテーマ曲が、ラジオからひたすら流れていた。また今度、黄色いスーツケースでも買うか。さらばじゃ。

想い出がいっぱい への6件のコメント

  1. ヒデ より:

    木内さんこんいちは
    今年の5月21日の夕方、一緒に写真を
    撮っていただいた、ヒデです。
    スーツケースを見てビックリ!
    自分が使っていて、つい最近廃棄した物の
    色違いでした。昔はキャスターが片方だけで
    重かったのを思い出しました。

    • KC より:

      ヒデ様。お世話になります。それはそれは奇遇ですね。
      皆さん廃棄される時期なのでしょうか?
      確かに重いです。
      重心が低いので大変でした。

  2. Hilo Ishizaka より:

    木内さん、こんにちは。
    偶然ですが、今、僕の部屋にキャスターが壊れた黄色いスーツケースが転がってます(笑)。
    初めてのハワイ旅行の際に購入して以来、ハワイに行くときは必ずこのスーツケースを連れていったのですが、去年とうとうキャスターが破損。
    お金をかけてキャスターだけ修理してもらうか、もうボロボロなのでせっかくだから新しいものを買うか。
    思い入れがあるだけに簡単には捨てられずに、9ヶ月間放置状態です。
    僕もスーツケースと一緒に写真撮ろっかな。

    • KC より:

      コメント有難うございます。

      今考えるとキャスターだけ交換する手もあったかな?と
      思っています(笑)。

      けっこう気に入っているので。

  3. さるお方 より:

    まだありますよ〜

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください