定番か否か。


いよいよ日本も、梅雨明け間近。アロハシャツの季節へと、進む。僕の方はと云えば、2016年の生地の仕込みである。皆さんは悩ましいと思うが、夏もようやく終わりかけた、9月の末頃来年の新作が出る。昔の写真を整理していると、縫製工場で裁断している貴重なものが出てきた。とっくの昔に、この柄はない。ふと考えた。ハワイのメーカーだから、定番を作りずっと作り続けるべきか否か。ここ数ヶ月考えていた。ようやく傾きかけた答えは、ずっと作り続ける定番は作らない方向でいこうと思う。誰でも彼でも持っているシャツって、どうなのよということである。ある程度の枚数で、終了。それはそれで、潔いかもしれぬ。その時に「ピンときた」物に出会えたら、幸せと捉えていただければ嬉しい。その代わり良い物をずっと作り続けていく。

定番か否か。 への2件のコメント

  1. kura より:

    “ある程度の枚数で、終了。・・・・その時に「ピンときた」物に出会えたら、幸せと捉えていただければ嬉しい。”


    賛成です!
    その気持ちで毎度ドキドキしながら新作を待っています。
    ピンときて今年購入したものは、愛着が強いようですよ。

    型と品質は定番で着心地抜群なんで、個人的に、柄は新陳代謝が激しくて大歓迎です。

  2. KC より:

    コメント有難うございます。
    ご意見有難うございました。
    そういう方向でいこうと思っております。

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