
以前何人かの人に、「世捨て人みたいですな」と云われたことがある。何を云われても、褒め言葉と捉える自分は素直に喜んだ。さてちとこの話は遠回りすることにして、ストレスについて考えてみようと思う。これも皆さんに、「ハワイに住んでいれば、ストレスはないでしょう?」と、云われる。もちろんお目出度い人間なので、その数値は至って低いと思う。しかし人間社会に生きている限り、「ない」はないのである。ハワイでもペットボトルを車から投げ捨てる馬鹿者には腹がたつし、態度が悪い店員にも腹がたつ。しかし元来能天気だから、次の瞬間には忘れる。今のは一例であるが、ストレスを感じようと思えば、いくらでもあるのである。さて表題に戻す。アラモアナビーチパークの中に、かなり「品のある」ホームレスがいる。見た目はマイケルダグラス風で、金髪を長めになびかせ葉巻を燻らせている。もちろん悪臭などない。着ているものも若干は汚れているが、白いダウンがお洒落である。推定するに何年か前は高級車を乗り、綺麗な服を着て、ちゃんと家を持っていたのでは?と推測出来るのである。ある時から「何か」を捨て、全てを捨て、ビーチにおり、社会とは関係のない「世捨て人」となった。そんな気がしてならない。色々な人間がいるものである。自分もそう見られているのか……………

この柄は1度ユナイテッドアローズさんで、どうしてもやりたく、数年前から提案していたもの。やっと日の目を見るというところ。この柄は染にも、縫製にも、かなり慎重さが求められる。レーヨンの特性として、縦の柄は縦に縮む。それを横にもってきた為、通常のやり方であると、洗うたびに横に縮んでしまう。これを防ぐ為50ヤード縦に3本の花を擦るのではなく、横に何本も花をプリントした。縫製も基本的に、前も後ろも花を3本配置した。もちろん多少のずれはあるが、3本花が入り、ポケットも全て柄合わせしてある。横のボーダーアロハは、今までこの柄しか見たことはない。この現代では、非常に新鮮に見える。淡い色合いが抜群で、清涼感もかなりのものである。さあて2012年の春夏どうなることになりますやら。また夏がやってくる。

最近、「甘い」話題をしていなかった。と、云ってもいつものことながら「色恋」の話ではなく、アイスのことである。どのガイドブックを見ても、「どこどこのパンケーキは、どこどこのスムージーは」と、ほぼ同じような内容のスイーツが多い。では「本当に旨いアイスはどれよ?」というご質問にお答えしよう。過去、数々のアイスを食べてきた。昨日もルームメイトと、コスコでノンファットのバニラを食べた。しかししかし、この写真のバニラアイスは旨い。言葉では表現しにくいくらい旨い。アメリカでは、普通にスーパーで売っている。しかし間違えてならぬ。ノンファットなどと、甘っちょろいものを買ってはならぬ。PREMIUN VANILLAこれのみを目指しまっしぐら。今ハワイに住んでいる人、近々ハワイに来る人、ご意見を伺いたい。

今日は普段あまり行かない、いや全然行かないKCCの朝市に行った。今日の写真はジャムにするか、ピザにするかと考えていたら、ピンとこずこの写真にした。このご夫婦の旦那様は王、長島、読売巨人軍V9当時一番活躍した御歳80歳のT元審判。セーフ、アウトで50年やってきた。今は優しい好々爺。おしどり夫婦であるが、お二人の距離はT氏が「俺は昭和一桁生まれだ!」と云っているような気がする微妙な距離。今の時代欠けている「距離感」かもしれぬ。でも何かいいな〜。やっぱり「昭和」か…………

当然今初めて、ハワイに来る人もいる。凄く楽しんで帰る人もいれば、そうでない人もいるはずである。現代にありながら、僕は「昔」のハワイをどうしても探してしまう。これは先人、先達の方も、同じような感覚をお持ちのようで、「昔のハワイないね」とぼやく方も多い。では昔のハワイって、いったいなんだということになるのだが、それはワイキキのほとんどの店がオープンエアーで、クラシックなハワイアンソングがどこからともなく聞こえてくる。けだるい昼下がりには、ビーチ沿いのバーで、「プリモ」のビールを飲む。そんな感じか。ワイキキも高級店はさほどなく、さも「土産物屋」という感じの店から、日系二世のおばあちゃんが「どこからきなすったのかね?」と、尋ねられていた頃は今は昔である。写真は古いホテルのプール。昔である。