
この前日本に行った時に、生家(荻窪)近くの蕎麦屋に入った。近いのに、食べたことのないところ。入ってビックリ。古色蒼然。昭和そのままである。手書きのメニューも、お母さんの顔も、もちろん昭和。平成の終わりを嘆く御仁がいるが、僕は昭和が終わったことを嘆きたい。ちなみにこのお母さん、93歳。昭和のいっとき出前を15人も雇っており、大繁盛して、親戚にもこんな忙しいのは嫌だと断られたとのこと。あきないは、時代に乗らないと、続かないないな〜と感心した次第。今も忙しく立ち働く姿は、正しく日本のお婆さん。僕も頑張るので頑張ってほしい。あ、忘れた。このレジスターは機械式。欲しいな。