いつの間にか

今月でいつの間にか、アロハシャツの仕事を始めてから、丸１４年になる。９１１のテロのあった年、その月に、何を考えメーカーを立ち上げたのか、今はあまり憶えていない。ボタンも、縫製工場もどこで調達するのか、どこで縫うのかさえわからなかった。振り返ってみれば、自分の職業経験で１番長くなってしまった。今思うことは、後世にこのアロハシャツの素晴らしさを、伝えていくことが、１番大きなことだと考える。そしてこの写真の生地が、ようやくホノルル港に入ってくる。これから陸揚げされ、通関を済ませ、縫製をし、１１月くらいから店頭に並ぶ。待っている人がいるかはわからぬが、これからも一生懸命やっていこうと思う。１５年目を、何事も無く迎えられたことに感謝したい。いつも有難うございます。