みなさんはハワイのスーパーフェリーを、ご存知だろうか？僕ら島に住む人たちにとっては夢物語だった、島間を結ぶフェリーが就航した。「はず」であった。試験的な運行では、家族や関係者などが、素晴らしい普段の生活では見ることがない景観に感激して、非常に好評であった。そしていざ就航となった８月２６日カウアイ住民の大反対に合い、また危険運行ということで就航１日にして運行停止の指導を受けた。今現在もまだ運行していない。カウアイではサーファーの間近を通っていた。当初の大方の予想は自分の車を他の島でも運転でき、クルーズ気分も高揚される、画期的アイデアであった。しかしマイナス面も当初からたくさん抱えていた。まずはエアーラインの業績悪化。もうひとつの大きな問題は、今まで静かであった他の島々が、他の島の車で溢れることであった。ということはレンタカー会社も打撃。このようにいくつもの問題を抱えたままの就航であった。この行き当たりばったりの政策は何か日本の「政治」にそっくりである。