
ポケットの柄について説明したいと思う。僕の収集している「DUKE KAHANAMOKU」のオリジナルアロハは、ボーダータイプを除いて、ほとんど柄が合っていない。僕の作ったものも初期から合わせていなかった。もちろん合わせられる技術は昔も今もあった。しかしあえて昔を偲んで合わせなかったのである。こちらでは「マッチングポケット」と言うが、今年から柄を合わせることに統一した。この昔を偲ぶは作り手のわがままにうつる、また技術がないと思われるようで「アメリカ人」にも「日本人」にも理解に苦しむところであったらしい。そういう意見にお答えして、良いものは良いということで今年から柄を合わせる。日本はまだまだアロハが活躍しそうな気候である。9月末まで着つくして欲しい。