ぼろぼろのアロハ

先日ハワイに住む友達から珍しく電話があった。「ぼろぼろのアロハがあるけど古そうなんだ。欲しい??」と聞く。「もちろん」と返答し取りに行った。確かにぼろぼろで、裾は犬に食い千切られた痕がある。しかし柄がコレクターが欲しがる超有名なものであった。手洗いし縫製工場に行き、裾を巻き上げて縫ってもらった。何とか見れるようになった。この柄は僕も復刻したが、1953年の映画「地上より永遠に」のラストシーンにも使われている。状態の良いものだとベーリーズで約2000ドル。明石家さんまも購入していった。コレクターの間では垂涎の的であるが、犬に噛まれても良い人にとっては何の価値もない。それがヴィンテージという物である。

ぼろぼろのアロハ への2件のコメント

  1. 高田の嫁です。 より:

    アロハには詳しくないのですが
    写真のシャツは、すごく貴重な品なのでしょうね。
    価値がありますね!!
    日本は今、お受験シーズンなので
    子供を育てるのはタイヘンだとしみじみ思います。

  2. K.C.Kiuchi より:

    骨董もそうですが、興味のない人間にはただのガラクタなんです。お受験は大変ですね。僕みたいに責任のない人生を歩んでいますと耳が痛い話です。人の役に立てるようやるだけですね。