お祭りみたい2

この前の続きを書く。29日の土曜日、夕方ワイキキに出た。 この日はハワイで開催される、アメリカンフットボールの オールスターゲームの前夜祭で、ワイキキをホコテンにした。 通常のこのプロボールは、スーパーボウルの翌週にホノルルでおこなっていた。 昨年からマンネリを打破しようと、マイアミでスーパーボウルの前週に開催した。 ひとつには開催地を長い間ハワイ一箇所でやっていたので、変化をつける意味合い。 もうひとつはスーパーボウルの翌週になると、 全米のフットボールファンの関心は薄れるので、前の週はどうだ?と開催した。 前週にもってきたのは成功した。 しかし開催地はやはり、ハワイがいいという意見が出た。 そして初めてスーパーボウルの前週に、ホノルルで開催することになった。 その前夜祭。かなり盛り上がっていた。 オフィシャルグッズの店から、ハンバーガー、かき氷の店まで大盛況であった。 五つのステージではそれぞれの余興があり、 夏の神社の境内をひとまわりする「それ」にどこか似ていた。 気がついたことが、いくつかあった。 まずは黒人が異常に多かった。通常のワイキキの10倍はいただろうか。 それと白人も多いのだが、皆裕福な人種であった。 旅費も本土から家族五人で来たら、安くない。 おまけにプロボールのチケットもかなり高額である。 簡単にいうと、皆金持ちが集合したということである。 もうひとつは過去の名プレーヤーや、ハワイ出身のプレーヤーがステージに上がった。 共通しているのは、実に「品」があること。 そして自分の許す限り、ファンにサインをしていたこと。 驚くくらいにフレンドリーで、真面目でコマ目にやっていた。 スーパースターとは、こういう人達をいうのかと間近で勉強になった。 インタビューも、他人のことはほとんど語らない。 翌週のスーパースターの結果も、敢えて回答しない。 皆最後にこの目の前のファンに一言という問に、 「両親や家族を大切にしな。また親は子を褒めて、楽しくやって欲しい。 そうすれば必ず伸びていく」と。 いま現在、世界中にいる無能な政治家より遥かにキレがあり、 温かさもあり、共感性もある見事なやり取りであった。 最後に思ったのは、群衆が騒ぎ、ハンバーガーやホットドッグの煙が上がり、 上から見ただけでは、エジプトの暴動と見た目は変わらないと思った。 決定的に違っているのは平和なハワイで、「娯楽」に集まった幸せな大衆ということだ。 選手たちの意見は「プロボールは選手達のご褒美だ。 家族も連れて来られる、皆の憧れの地ハワイで、今後も開催して欲しい」 と有名選手が声明を出した。 有り難いことである。 この経済効果は、ホノルルには追い風になるのは間違いない。 毎年開催できるようにこちら現地サイドも、努力せねばならない。

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