
キラウエア火山で先月から急に、噴火していなかった火口「ハレマウマウ」から煙が上がった。実に80年ぶりということで、ハワイ島の人たちも、その他の島の人も、珍しいことと喜んだ。観光客もこんな時に遭遇できるのはめったにないということで、歓喜したのは云うをまたぬ。しかしその後有毒なガスを発生させ、国立公園内にあるミリタリー(軍)関係者も避難。近くの住民も、もちろん避難。火山から出るもやっとしたガスを「FOG(霧)」に似た造語で、「VOG(ヴォグ」と云う。このヴォグが2時間離れたコナの町まで届き、ハワイ島の天気は実にハワイ島らしくないと先日訪れた友人が云っていた。火山から近くの、サウスポイントのすぐ側にあるオーシャンビューという町も、光化学スモッグに覆われた70年代の東京のようになっている。火の神「ペレ」が怒ったとしか云いようがないが、何に怒っているのだろう……。写真は以前行ったチェーンオブクレーターのもの。