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悲しい音色
今日は気のおけない友人夫妻が、シアトルから独立記念日のホリデーでやって来た。「夕食はおまかせします」といわれ、勝手にピザ屋に連れて行った。更にいつものスイーツとコーヒーに行き、ワイキキのはじから自分のアパートまで歩いて戻ってきた。その途中デューク・カハナモクの銅像近くで、かなり爺さんのバイオリン弾きがいた。通り過ぎたが「おや」っと思い戻った。ちなみに5曲聞いたが、クラシックぽいのからポップス、霊歌まで全ての曲が、悲しい音色なのだ。人生が楽しすぎて悲しい音色なのか、夕暮れ時だからそういう音色なのか、全くわからないが、とにかくこころに響く。足を止めてから20分は動けない。そんな不思議な魔力がある。オーディエンスも序々に増え、拍手も増える。ちなみに毎週土曜は、必ず来ているとのことなので、ぜひ足を止めて欲しい。更に「銀ブラ」ならぬ「ワイブラ」を続けると、ロイヤルショッピングセンターステージで、今度は明るいハワイアンバンドが奏でている。夜のワイキキもいいもんだ。
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