死語となったブーム


あまりこの言葉を、聞かなくなった。そういう言い回しでなく、「最近流行っていますね?」などと、云われる。「ブーム」という言葉も好きではないが、「流行り」というのも、好きではない。僕がアロハシャツにハマってしまったのが、ちょうど1980年頃。35年前である。それからアロハシャツは紆余曲折があり、今に至るが、好きな人は一貫して好きなのである。それを裏付ける写真をひとつ。1984年8月2日の、ローリングストーン誌の特集である。当時相当影響のある雑誌が取り上げるくらであるから、アメリカ本土の人から見たら、かなり興味をそそる、斬新なものであったと云えよう。まだこの当時は、1950年代のヴィンテージアロハシャツも数多く残っていただろうし、集めるのもまだ容易であったであろう。でもそろそろ、アロハシャツが来ている感じもする。ブーム到来か………

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