夏を追いかけてここまで来た。


頭の記憶を辿ってみると、日本を出て22年、そのうち日本の夏を過ごしたのは、たったの2度。みなさんは「暑い、暑い」というが僕は東京の夏でも、全く問題ないのである。3年前の夏は、35度の中しっかり善福寺川緑地を走った。その2年前は、ゴルフも行った。夏生まれであるからして、とにかく夏が好きなのである。8月25日過ぎの夕暮れ時、焚き火の匂いがして秋を感じたら、もういかん。自分のテンションが、小学校低学年の頃から下がっていたのである。もちろん思春期には、「夏だ。海だ。達郎だ」を実践していたのは、いうまでもない。そういう経験が深く関わり、今はホノルルに住んでいる。だいぶ間が抜けたが、簡単に云うと幼少の夏と今のハワイがこんがらがりながら、結びついていたのである。さて写真は先週、北千住駅前で自分の前を蝶々が舞った。まだ23区でも自然はあるのである。ひらひらと華麗に舞う蝶は、早くハワイにお戻りなさいね〜とでも云っているようだった…………

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